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Vol.3 イラストレーターが使う画材(アナログ編)

更新日:2023年12月4日


イラストレーターが使う道具 アナログ編

イラストと一口で言ってもジャンルもまちまちだと前回の記事で書きましたが、イラストレーターが使う画材もまちまちです。今回は大きくアナログ編とデジタル編に分けて使用画材を紹介してみたいと思います。※使用画材は決まっているわけではありません。参考程度にご覧下さい。アナログはPCを使わない手法で、デジタルはPCを使って描いたり塗ったりします。近頃はデータで納品する場合が多いため、デジタルに移行する人も増えているようです。しかしアナログイラストには、アナログイラストの良さもあります。自分にあった技法を探してみたり、両方を使い分けるのもいいと思います。これからイラストレーターになる勉強を始めてみたいという方、参考にしてみてくださいね。(広報/青木)

BやHB、Hなど鉛筆の硬さには違いがあります。硬い鉛筆は薄い色が、軟らかい鉛筆は濃い色が出せます。消しゴムや練りゴムで消せるので修正しやすい画材です。鉛筆が綺麗に印刷される用紙に刷ると、鉛筆のざらざらした風合いが残り、温かみのあるイラストになります。
リアルイラスト・似顔絵イラストに多そうです。 BやHB、Hなど鉛筆の硬さには違いがあります。硬い鉛筆は薄い色が、軟らかい鉛筆は濃い色が出せます。消しゴムや練りゴムで消せるので修正しやすい画材です。鉛筆が綺麗に印刷される用紙に刷ると、鉛筆のざらざらした風合いが残り、温かみのあるイラストになります。

似顔絵イラスト・ファッションイラスト・エッセイイラスト・パースイラストに多そうです。色鉛筆には普通の色鉛筆と、水で溶ける水彩色鉛筆があります。水彩色鉛筆は水彩絵の具のように使えますが、塗ったところを水をつけた筆でなぞり溶かすだけで水彩画のようになります。どちらも扱いやすく、手描き感ややわらかい印象を出したい時におすすめです。
似顔絵イラスト・ファッションイラスト・エッセイイラスト・パースイラストに多そうです。色鉛筆には普通の色鉛筆と、水で溶ける水彩色鉛筆があります。水彩色鉛筆は水彩絵の具のように使えますが、塗ったところを水をつけた筆でなぞり溶かすだけで水彩画のようになります。どちらも扱いやすく、手描き感ややわらかい印象を出したい時におすすめです。


メルヘンイラストに多そうです。一度は使ったことがある画材ではないでしょうか。なめらかに塗れる画材です。クレヨンの多くは油性なので、描いた上から水で溶ける画材を塗るとはじきます。またザラザラした紙に描くとかすれたような風合いもでるので、絵本作家にも人気の画材です。
メルヘンイラストに多そうです。一度は使ったことがある画材ではないでしょうか。なめらかに塗れる画材です。クレヨンの多くは油性なので、描いた上から水で溶ける画材を塗るとはじきます。またザラザラした紙に描くとかすれたような風合いもでるので、絵本作家にも人気の画材です。

似顔絵イラスト・メルヘンイラスト・カットイラストに多そうです。油絵の具よりも乾きやすく、匂いも少ないので手軽に扱える画材です。パレットや紙パレットに出して絵筆などで塗って使います。混色もしやすく、水で薄めることもできます。紙にでもキャンバスにでも描けます。プラスチックのパレットを使うと、絵の具が乾ききるとなかなか落ちないので、陶器のパレットか紙パレットに出すといいです。
似顔絵イラスト・メルヘンイラスト・カットイラストに多そうです。油絵の具よりも乾きやすく、匂いも少ないので手軽に扱える画材です。パレットや紙パレットに出して絵筆などで塗って使います。混色もしやすく、水で薄めることもできます。紙にでもキャンバスにでも描けます。プラスチックのパレットを使うと、絵の具が乾ききるとなかなか落ちないので、陶器のパレットか紙パレットに出すといいです。

(つけペン・ボールペン・サインペン) ファッションイラスト・図解系イラスト・エッセイイラスト・ゆるかわイラスト・ペン画イラスト・パースイラスト・細密イラストに多そうです。ペンといってもボールペンやサインペン、またGペンなどの付けペンまで色々あります。選ぶ際のポイントは、描きやすさと線の風合いです。様々なペンを試してみるといいです。またインクには、耐水性と水溶性があるので、他の画材(特に水彩やカラーインクなど水気の多いもの)との併用の際には注意が必要です。
(つけペン・ボールペン・サインペン) ファッションイラスト・図解系イラスト・エッセイイラスト・ゆるかわイラスト・ペン画イラスト・パースイラスト・細密イラストに多そうです。ペンといってもボールペンやサインペン、またGペンなどの付けペンまで色々あります。選ぶ際のポイントは、描きやすさと線の風合いです。様々なペンを試してみるといいです。またインクには、耐水性と水溶性があるので、他の画材(特に水彩やカラーインクなど水気の多いもの)との併用の際には注意が必要です。

ファッションイラスト・メルヘンイラスト・エッセイイラスト・ペン画イラストに多そうです。色の液体が小瓶に入って売られています。水彩絵の具よりも透明度が高く、乾いても発色が良い画材です。インクをスポイトで吸い、パレットに出して水で薄めて塗ります。混色もしやすく、すぐ乾くので扱いやすい画材です。メーカーによっては瓶にスポイトが付いているタイプもあります。
ファッションイラスト・メルヘンイラスト・エッセイイラスト・ペン画イラストに多そうです。色の液体が小瓶に入って売られています。水彩絵の具よりも透明度が高く、乾いても発色が良い画材です。インクをスポイトで吸い、パレットに出して水で薄めて塗ります。混色もしやすく、すぐ乾くので扱いやすい画材です。メーカーによっては瓶にスポイトが付いているタイプもあります。

コミックイラスト・エッセイイラスト・パースイラストに多そうです。パソコンが普及する前は漫画のカラー原稿の多くはコピックで塗られていました。今もコミックイラストや漫画を描く人に大人気の画材です。色数が豊富で、滲ませたりもできるので、塗りムラなく塗れます。中のインクのみを補充することもできるのでよく使う色は補充液も買っておくと便利です。
コミックイラスト・エッセイイラスト・パースイラストに多そうです。パソコンが普及する前は漫画のカラー原稿の多くはコピックで塗られていました。今もコミックイラストや漫画を描く人に大人気の画材です。色数が豊富で、滲ませたりもできるので、塗りムラなく塗れます。中のインクのみを補充することもできるのでよく使う色は補充液も買っておくと便利です。

ファッションイラスト・メルヘンイラスト・エッセイイラスト・ペン画イラスト・水彩イラストに多そうです。水彩絵の具にはチューブのものと、固形のものがあります。固まっても水で溶ける性質があるためです。おすすめの使い方は、自分の固形パレットを作ることです。作り方は簡単。パレットにチューブの絵の具を全部出し、乾かすだけでOKです!
ファッションイラスト・メルヘンイラスト・エッセイイラスト・ペン画イラスト・水彩イラストに多そうです。水彩絵の具にはチューブのものと、固形のものがあります。固まっても水で溶ける性質があるためです。おすすめの使い方は、自分の固形パレットを作ることです。作り方は簡単。パレットにチューブの絵の具を全部出し、乾かすだけでOKです!

画材?という感じですが、白や色の濃淡を作るのに必須な画材です。普段使う消しゴムの他、柔らかく自由に形が変えられる練りゴムも便利です。紙を傷つけにくいので、水彩用紙などにも使えます。その他修正ペンや修正テープも画材として使えます。黒地に白で絵を描いたり、光が当たってる箇所を白く抜くための、白い色として消しゴムを使うこともできます。
画材?という感じですが、白や色の濃淡を作るのに必須な画材です。普段使う消しゴムの他、柔らかく自由に形が変えられる練りゴムも便利です。紙を傷つけにくいので、水彩用紙などにも使えます。その他修正ペンや修正テープも画材として使えます。黒地に白で絵を描いたり、光が当たってる箇所を白く抜くための、白い色として消しゴムを使うこともできます。

似顔絵イラスト・メルヘンイラストに多そうです。パステルには軟らかく粉状になるソフトパステルと、チョークのようなやや硬いハードパステルと、クレヨンのようなオイルパステルがあります。伸ばす時は、指やティッシュ、また綿棒やブラシを使います。こすると取れてしまうので、定着液を仕上げにかけると安定します。
似顔絵イラスト・メルヘンイラストに多そうです。パステルには軟らかく粉状になるソフトパステルと、チョークのようなやや硬いハードパステルと、クレヨンのようなオイルパステルがあります。伸ばす時は、指やティッシュ、また綿棒やブラシを使います。こすると取れてしまうので、定着液を仕上げにかけると安定します。



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