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12月の石膏像 ユーゴ

こんにちは、アートジム教務課です。

12月も後半に入り、一気に寒くなりました。


ロジカルデッサンで大人気の石膏像、12月後半は「ユーゴ」を展示しています。

アートジム12月の石膏像 ユーゴ
12月の石膏像 ユーゴ

ここ数ヵ月は神話の中の神々や古代~ルネッサンス時代の人物の石膏が続いていましたが、近代の人物が登場しました。


展示期間は28日までです。ロジカルデッサンは都度プランまたは会員プランでお好きな日時を予約して受講することができます。お申込みはこちらから。


「ユーゴ」は、あの『レ・ミゼラブル』で有名な19世紀のフランスの大作家、ヴィクトル・ユーゴー(Victor Hugo 1802-1885)。


元々の像の制作者はこちらも「考える人」で有名な彫刻家、オーギュスト・ロダン(Auguste Rodin 1840-1917)で、複製はあちこちの美術館に所蔵されています。


グリプトテク美術館所蔵のユーゴ像
グリプトテク美術館(コペンハーゲン)所蔵

プーシキン美術館所蔵のユーゴ像
プーシキン美術館(モスクワ)所蔵

こちらのメトロポリタン美術館のサイトでは、ロダンの描いたユーゴーの版画(ドライポイント)を見ることもできます。


サイトの説明によると、このドライポイントは1885年作とされています。

彫刻の方も1880年過ぎの作のようです。


ユーゴーは若いうちから作家としての名声を確立し、40代の時には子爵の地位を授けられ、政治家としても活動するようになります。

この像が制作された頃には元老院議員になっていました。


1881年のユーゴーの写真です。

1881年のヴィクトル・ユーゴー写真

迫力のあるいかめしい風貌ですね。


御茶の水美術学院のサイトに、「石膏デッサンの描き方」というページがありました。

こちらからご覧いただけます。


描かれているのは11月に展示していた石膏像「ジョルジョ」、木炭を使った石膏デッサンですが、ご参考まで。

「描き出しは、自分がこの石膏像になったような気になって、楽しんで描きます」とのことです。フランスの文豪、政治家の石膏像になったつもりで描いてみてはいかがでしょうか。


同じ御茶の水美術学院のサイトから、2012年度入試の合格者作品をお借りしてきましたので、ご覧ください。

東京学芸大学合格者作品ユーゴ(御茶の水美術学院)


ロジカルデッサンのレッスンスケジュールは「月間スケジュール」で確認できます。

今年も残り少なくなりましたが、皆さまのお越しをお待ちしております。

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