top of page
artgym

~クロッキー帳とスケッチブック~

更新日:10月8日


こんにちは アートジム教務課です


スケッチブックは美術に詳しくない人でも聞いたことがあると思いますが、クロッキー帳は馴染みが薄い方もいるのではないでしょうか。スケッチブックは画用紙で、クロッキー帳はクロッキー紙という薄い紙です。


厚い画用紙を使っているスケッチブックは、スケッチをした上に水彩などで色をつけることもできますが、クロッキー帳は薄紙なので、水彩には向いておらず、鉛筆やコンテなどでの単色の描写に向いています。


クロッキー(croquis フランス語)とは、速写(速写画)といい、対象を素早く描画することや、速写で描かれた絵そのものを指すそうです。調べてみると、「スケッチ」という意味も出てきますが、特に短時間で描かれたものをクロッキーと称するそうです。


ちなみに、スケッチ(sketch フランス語)は、人物や風景などを大まかに描写すること、とのこと。それに対してデッサン(dessin フランス語)は素描と訳され、対象をじっくり見て、物体の質感や明暗など丁寧に描画する画法のことだそう。だから使用する紙質が異なるのですね。


人物クロッキーの時に、スケッチブックを持ってくる方もいらっしゃいますが、何枚も描くのでクロッキー帳(F8サイズ以上)をおススメします。


また、アトリエにはコーチが描いた「参考作品」もあり、実物を視ることができますので、ぜひ本物をご覧になってください。



過去のブログでは、紙の大きさについてもお知らせしています→こちら



bottom of page