こんにちは、アートジム教務課です。
11月に入り、秋も深まってきました。
今月の石膏像のご紹介です。
月間スケジュールはこちら。
デッサンしたい方は、この期間のロジカルデッサンをお申込みください。小学6年生から高校1年生の方は、放課後デッサンクラブでも描くことができますよ。
お申し込みはこちらからどうぞ。
11/2~7は「奴隷胸像」を展示しています。
かのミケランジェロ作の奴隷像をもとに作られた石膏像です。
ルーブル美術館蔵、ミケランジェロの「瀕死の奴隷像」写真はこちら。
もとは全身像です。
ルーブル美術館には同じミケランジェロ作の「反抗する奴隷像」もあります。
どちらも1513~1516年の間に教皇ユリウス2世の廟(墓)のために制作されましたが、完成する前にユリウス2世はこの世を去り、結局この奴隷像は廟に使われることなくルーブル美術館の所蔵となったそうです。
廟のための彫刻ですから、実際の奴隷というよりは色々なものに縛られた人間の姿とでもいうのでしょうか、宗教的な意味を持っているそうです。
瀕死の奴隷像はずいぶん若くて、眠っているような表情にも見えます。
髪も表情も筋肉も、すこしひねった姿勢も、描きごたえがありそうですね。
御茶ノ水美術学院のYouTube動画から、解説動画をお借りしてきました。
ご参考にどうぞ!